2017年5月28日 (日)

おそうじの季節です

356も楽しいけどエアコンが必要な方は新しいポルシェもお持ちになることが多いです。 エアコンで室内を冷やす、ということは、その熱を室外に放出しないとなりません。

コンデンサーと呼ばれる放熱機に電動ファンをつけて熱を放出しています。 現在は目立たない場所にあり、フロントバンパー内部に入っています。

こちらは997-2で、スモールライトを取り替えるだけなんですが、ヘッドライトから全部の分解、脱着でとても楽しい作業ですね。

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こちらは初期986ボクスターで水漏れ修理で分解しました。

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バンパーを外すと葉っぱがたくさん落ちてきました。

電動ファンの吸い込みと走行風のミックスで、たくさん積もったようです。

左側がラジエター、右にすこしはずれているのが例のコンデンサーです。

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エアコンのお掃除にもなりました。

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2015年10月25日 (日)

1973 911T RSルック

季節も深まり工場の前には枯れ葉がちらばり柿の実もとりごろになりました。 渋柿ですが焼酎につけると甘くあまくなります。 毎年の楽しみです。

1972年 ミツワディーラー車 昭和47年10月登録

車検 平成29年1月

カレラRS仕様 ロールバー スポーツシートなど

73年911Tエンジン キャブレター仕様 2.7L

新タイヤ 走行100キロ

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27年11月 販売済みとなりました

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2015年6月28日 (日)

ポルシェ ナロー911 エンジン ステッカー 赤枠

ポルシェ911初期のナローではエンジンルームのステッカーは赤い枠で囲まれていました。

エンジントレイのペイントや、エンジンそのものの熱でステッカーは切れてしまいますが、現在は黒い枠のステッカーしか手に入りません。

レプリカですが仕上げは悪くないステッカー、デカール類です。

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1969年までの2.0Lの1台分セットです。

現在の在庫は2台分のみです。

お問い合わせください。

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2015年3月29日 (日)

桜も咲いたしスロットル開けます

昨夜の花見には月と星が見えていて、あれは土星と木星なのか夜半まできらめいていました。 二次会は自宅でと楽しむうちにもう夜中です。

子供は早く寝ないとね。

ポルシェの修理をしていると時々、よくできているもんだな、と手が止まることがあります。 しばらく見とれているうちに、どんなに小さくても意味があることに気がつきます。

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ナローのメカポンは手順で調整していかないと、とんだ遠回りになることがあります。 気が付いたら数日たっていることもザラです。

スロットルリンクの調整のボールピン・ソケットですが左ネジのソケットにはストライプが入っています。 

こちらは73年式のオリジナルメッキのままで、ゴールドに近い色合いのメッキがされていて、69年以後のメッキより色合いが濃い目です。

初期のナローのメッキは弱めの薄い色合いで、ほとんどがはがれています。

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もちろん356では初期からストライプ入りです。

同じ形で作れば生産コストは安いだろうに何でわざわざこんなに種類を作ったのでしょうか。

それでも並べていると楽しくなってきます。

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356の時代ではナットのサイズも9ミリのスパナを使うナットですが、とうの昔に生産中止なので、現在は8ミリのスパナを使うナットしかありません。

左ねじのナットにストライプが入る年式もあります。

完全レストア済みというポルシェなら、こんなところも見所です。

メッキの色、ナットのサイズ、ストライプのデザインを楽しみましょう。

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2014年10月13日 (月)

1989年ポルシェ930の紹介です

1989年式 ポルシェ911 程度が良い車を販売開始いたします。

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車検平成28年4月 走行39千マイル (おそらく実メーター) 

AC作動 5速フロア 純正アルミ タイヤ新品取替済み 

塗装一部につや引け有

室内トリムに汚れ有

フロアパネル、エンジン部分、ミッションなどのアンダーフロアは新車のようにきれいな状態です。

特に前フロア下など、路面にこすれる傷がまったくないのは驚異的です。

機関の作動に問題ありません。 オイル漏れもありません。

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27年成約済みとなりました。

ありがとうございました。

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2014年8月 9日 (土)

ダッシュパネル分解は暑いです

今年の夏休みは8月13日-17日となっております。 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

ここ最近は電装品の不良を修理するかたが多くなり、ダッシュパネル関係の作業が増えました。 

車として、ほんとうに実用に使うと起きてくる故障で、たまに乗るならそれほど作業しない場所です。

イグニッション配線、ワイパー分解、ナローのメーターO/Hなど、どれも長時間、狭いダッシュ下にもぐるので背中が痛くなります。

最近は若いメカが担当してくれるので、自分だけは配線担当で済むのでラクになりました。

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356AのワイパーモーターO/Hです。 ラジオから始まって分解しますが、356では配線の頭がポロポロと抜けるので、もう一度ハンダを付け直すのが大変です。 

配線のゆるみは、それによる異常な電気作動も多いので、きちんと見ないといけません。

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下の写真は911のメーターで、これが表から抜けるのは1970年式からです。

それ以前はトランクルームから裏側の止め金具をはずしますが、特に68年と69年は室内ブロアモーターも外すので、とても作業が増えます。

タコメーターはステアリングも外さないと脱着できません。

ブロアファン関係、特にプラスチックカバーの割れは多く、止めクリップが紛失しているなど、過去の作業のツケを払うことになり、その修正で思わぬ時間がかかります。

ブロアモーターも悪いものが多く、スイッチでランプが点灯しない、モーターからキーキー音が出るとか、修理が必要なものが多いです。

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今後を考えると、分解が簡単ではないので、追加で関係部品とかリレーとか、手当てをしたほうが有利かと思います。

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2014年7月13日 (日)

1967年 912販売予定

修理入庫が続いてそれなりに忙しい毎日です。

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1967年の912エンジンが仕上がりました。

テスト走行も順調なので近日に販売できる予定です。

色は少ない台数のグリーンで5速ミッション。

純正ソレックスでエアフィルターもオリジナルが付きます。

フォグも付いていて、走りも楽しめる車だと思います。

しばらくお待ちください。

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2014年3月 2日 (日)

ミッションオイルは消耗品

今月はさくらが咲くころと想えば、いくぶん寒さも楽になります。  花見はいいな。 じべたで飲食という習慣がたまりません。

いつもおいでの912ですが、そういえば下回りを見たことがありません。 エンジンオイル点検しながらミッションを見てみました。Sany8677

走行で汚れたドレンコックがそのまま汚れと同化していました。 これは長いこと取替していませんね。

海外から来た車は日本の車検点検制度がないために、下回り、ブレーキなどが未点検の場合が多いのです。

輸入業者は顧客が見る外側だけきれいにする、美しい習慣を守っています。

海外では壊れてから修理する習慣なので、ブレーキオイルやミッションオイルが長年にわたり取替されていないので、注意したいものです。

日本に輸入された時点で車検は受けるのですが、こちらは日本の登録業者の習慣で、「ナンバーを付けるための車検」のため、やはり下回りが見過ごされる例があります。 そうでないと車検が高額になりすぎるというのも一因です。

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オイルは黒色でしたが規定量はありました。 

写真のように「花が咲く」状態はミッション内部の金属粉によるもので、長年にわたり取替しないと、まあ、この程度は花が咲くものです。

まだ異音が出ていないので、次は早目の交換をして様子をみます。

次回は花が咲いていませんように。

 

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2014年2月23日 (日)

ナロー911が増えています

東京で除雪機の販売では仕事はもたないと思いますが、ためしたくなるような積雪でした。 

チェーンの取り付けをしたり切れたチェーンを溶接したり、合間には除雪でスコップを使ったり、と雪国の自動車屋さんのようで。

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ナロー911がたくさんおいでいただいたので記念写真を撮りました。

66.67.68.69.70.72と並んでいると、とても贅沢なコレクションをしたようでうれしい日々です。 71と73も別の日においでいただきました。

911はメカポンの調整、タルガトップの調整のように911独特の修理がありますが、356に比べると電気系統のトラブルが増えているように感じます。

エンジンルームの配線全部取替、ブロアファン配線、メーター裏側の配線引きなおしやパワーウィンド、リアガラスヒーターなど電機の修理が多かったので、各年式の配線図が聡明な私の頭にはいりました。 

でも知識が増えたぶん何かを忘れた気がしますが、さて、なにを忘れたのか・・・

思い出せない・・・ (^_^)

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2014年2月 2日 (日)

911純正ヘッドライトはゴミだった

911は登場時点ではハロゲンではなく、普通のシールドビームを採用していました。 

1968年からUSAでは透明レンズ(356と共通で、正確にはカバーガラス)が禁止となり、幅広のHELLA社のリムをもったライトが登場しました。 これはリムを上部だけ幅広にしたのでシールドビームをカバーガラス無しで取り付けできるライトです。

基準はH-4ライトが登場する72年まで採用されました。 日本のディーラーもこの基準で新車を輸入したので、69年から71年までの日本とUSA仕様の911は「幅広のヘラのリム」でないとオリジナルではない、ということになります。

実はヨーロッパ仕様ではヨーロッパライトという、シールドビームを使わないライトもあり、H-1タイプも右ハンドル仕様があったのですが、「国の車検」はシールドビーム以外は許可しない、これはハロゲンは明るすぎると車検不許可で、そもそも認証が無いし、H-1のダブルレフレクタは許可基準が無いという理由でした。

そのため68年のディーラー車についていたH-1ヘッドライトは、新車販売前にディーラーにより廃棄処分、つまりゴミとして捨てました。 当時そのゴミ山を見ながらメカニックたちは泣いていました。

なんてこというと、あの「カッコわるい」幅広リムを自分の70年にも付けなきゃいけなくなるので、オリジナルの探求は考えてしまいます。

さて911初期型のライトをレプリカライトから純正に戻そうと作業しているときに、何度もこの作業をしていたのに気づかなかったことを発見しました。

Sany8695左のレプリカと右の純正ライトの入れ替えです。 

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シールドビームを固定するリングで、ライトの後ろから取り付けますが、きれいなレプリカを使おうとノックピンの位置を合わせるとどうにも一致しません。

リングにはノックピンと同じように、シールドビームに合わせるミゾが国際規格で切り込んであり、好きな位置につけることはできず、どうしても取付する場所は決まっているのに、ピン位置が合わないのです↓

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そうするうちに反対側に向かい合わせにするとノックピン位置が一致することに気づきました。↓

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これが意味することは、つまり・・・

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そうですね。 ↑レプリカは写真にみるとおり、リングを受けるベースに合せ穴が2箇所開いていて、それぞれ「表からつけても」、「裏からつけても」どちらでも取り付けできるようになっています。

つまり、止めリングは純正と同じ形に作るはずでしたが、リングの作成時点で、「表から取り付く形=まちがい」で金型を作っちゃったので、純正と違うピン位置なので、純正には取り付けできないのです。

当然、このリングをゴミにして、純正と同じように金型から再製作ということは、ひょっとするとクビ!

それでもなんとかしなきゃいけない、と思った(ヘマをした)担当者は、受け側に穴を追加するという、日本人みたいな器用さで問題を解決したのでしょう。

純正と同じ外観だし、レプリカ同士で組めばノープロブレムだし・・・

オリジナルと同じくする、というのは、そりゃまた大変ですな、と感心した次第のお話でした。

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