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2018年2月 4日 (日)

寒いといえばヒーター

今年は寒いです。 若くて美少年だったあの頃を思い出します。

新宿駅前はドロの道で、甲州街道は笹塚からデコボコの洗濯板(わかります?)状態で、遠足のバスは上下左右に揺れ続き、車中では目が回った子供たちの悲鳴だらけ。

30分しないうちに女子は備え付けの「紙袋」・ビニール袋じゃない/を抱えたまま静かになり、男子も疲れ果て、肥溜めと牛の臭いをたっぷりと嗅いだころ、井の頭公園に到着してフラフラ歩いていた、あの時代の寒さが帰ってきました。

ドロの道は霜柱がたくさん立ち上がり、蹴飛ばして遊ぶと面白いけれど、そんな道を駐留軍の戦車も走っていたんだから、それはそれはミゾも深い、大波を打ったごとく悪い路面でした。

当時の自動車はパワーステアリングなんて無いから、ハンドルが道に取られないように、戦車が掘ったミゾにまけないようにでかいんです。 

356もでかいですね。

その時代に356が走っていたのだけれど、東京オリンピックのころまでは356を見ることがなかったです。 下町にはもっている人がいるわけないから。

Rimg2914
ヒーター作動はシフトレバー前のレバーを手前に引き上げ、または前側か後ろ側のダイヤルを左方向/時計と反対に回します。

プリAのみ、ダッシュのボタンを目いっぱいの力で引きます。

引かれたワイヤはエンジン下部の「バタンコ」ヒーターBOXのフタ/を閉じます。 これでエンジンを冷却した温風が車内に流れます。

バタンコ→ホース→車内シート横の穴、という手順です。

Rimg2918これがヒーターホースでアルミ箔が内部に張られた紙/鉄ワイヤホース。

Rimg2919夏になると調整が悪いヒーターは温風が出るので、誰かがフタをしていました。 オーナーさんは寒かったそうです。

バタンコは「ワイヤ」で引っ張りますが、それに連結しているのは「ロッド」で、戻す作動もするのでワイヤではダメなのです。

完全「フルレストア」されているので、親切に新品の「ワイヤ」でヒーター機構を作り直されていました。

もちろん作動がまともではありません。 いけないのですこと。

Rimg1033
「ロッド」を使ってオリジナルに戻しました。

フルレストアに見えるようになりました。 

Rimg1073クリップボルトが356専用の特殊なボルトを使います。

適当にも修理できますが、下をのぞくと見える箇所なので、やはりオリジナルが似合うようです。

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