356のヒーターを調整する・途中
ヒーターのバタンコが途中で止まったり、引っ張りきれないことがないようになったら(と、書けば簡単ですが)次のステップに行きます。
(ヒーターのレバーはエンジンの一番下に出っ張っているので、走行中にぶつけたり、心無いエンジンの脱着で折れて吹っ飛んでいることがあります)
次の作業がムダになりますので、バタンコが動かないのを放置しないようにしましょう。
(ここできちんと溶接修理しておかないとヒーターがまともに動きませんので、ご注意です)
以上でバタンコを修理したら、リアシートの下側に付いている丸い筒を点検します。 これが本来のエア・ストッパーで内部には丸い回転ドアが付いています。 ボディ下から外して内部の回転ドアを確認します。
絶対に確認します。
中からは赤いサビがゴソゴソと出ますが、良い機会ですからエアで飛ばしてきれいに掃除しておきます。 ダッシュの上に出てくる赤いさびの犯人でもあります。
この丸いふたが、いわゆる「片持ち」の丸い棒で回転するのですが、受け手になるのが、ボディの鉄板を曲げて作った「穴」なので、片もちのレバーで長年引っ張られ、棒のセンターと鉄板の穴が楕円形に削れてしまい、丸い回転ドアが傾いてしまい、まともに風を止めることが出来ないことが多いので、溶接修理が必要なことが多いです。
(右がプリAで真ん中が新品Aタイプ 左端はAタイプをプリAに溶接改造したもの)
プリA、Aタイプは長い筒で、B-Cタイプは短い筒ですが、これも入れ替わっていることが多く、次に取り付けるホースとロッドの長さでごまかさないといけなくなります。
以上で機能部品が点検できましたので、ようやくヒーターワイヤとロッドを付けられます。
運が良いと、ここまでくるのに2日以上、次にレストアペイントも日にちがかかるので楽しいです。
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