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2007年11月23日 (金)

S-90のエンジン

1961年からのBタイプ、T-5ボディからはS-90が登場しました。 
クランクシャフトの軸径を5ミリ太くして折れないように強化して、ヘッドの吸気バルブを2ミリ大きくしてあり、各部にも強化とトリック装置を付けたエンジンで、基本的にはこのエンジンがベースでSC、912に継続する356最強のエンジンです。

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S-90からのソレックス40のツイン・バレル(ツイン・チョークともいいますが吸入穴が2個)も356で一番大きなキャブレターで、このキャブと強化バルブスプリングにより、5500回転を回せるようになりました。 現実にはレッドゾーンを超えて6500回転まで回りますので、最高速は200キロを出すことが出来る、当時の1600ccでは信じられないほど速い車です。

(写真はフルO/H復元済みのS-90エンジン ディスビとコイルが新型、フューエルラインのカット跡以外はオリジナル)

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でもちゃんとO/Hしてないエンジンで6500回転を狙うとバルブが飛んだり、コンロッドが折れたりと、ぶっそうですのでご用心です。

ソレックスキャブは調子を出すのが難しいので実力を出しているS-90は少なく、評価がそれほどでないのが残念なところで、そのせいか、コンペンセイターも評価があがらなかったようです。

356キャブのリンケージで見落とされている部分を紹介します。
ゼニス・ソレックスともに57年以後の「コートハンガー式」リンクは上下に動く2本のロッドです。

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この動きは左のリンクのステー部分がストッパーとしてリンク・ロッドにに当たるのですが、ほとんどの356はこれがずれています。
そのためにエア・ハウジングにリンク・ロッドがぶつかり、左右のハウジングの上に奇妙なキズを残しています。

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自分の356にこんなキズがあったら左のアームを曲げて修理できますが、キャブバランスがすぐに狂うので再調整しなくてはなりませんが。
エアバランスを取り直す良い機会ですので、いつかはトライしましょう。

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コメント

こんにちは。
現在、356AにS-90のエンジンを積んでいます。
(借り物なんですが・・・)
とても楽しく走らせてもらっています。
ノーマルはS1600なんですが、15馬力違うだけで全くの別物ですね。
すごく速いし、トルクはあるし、何たって楽しいです。
ノーマルに戻したくなくなったらど~しよう・・・。

投稿: Gmund | 2007年11月29日 (木) 08時21分

S-90の調子いいエンジンはたまりませんね。
ゆっくりも楽しいし、ふけ上がりののびやかさといったら最高です。
SCのようなトルク走りではないので低速はむずったりしますが、そのまろやかなエンジン音もたまりません。
SCと比べてキャブは同じで、ジェットのわずかの違いとヘッドのバルブの2ミリ大きいのが一番関係しているようですが、これはS-90以外では出来ない不思議なふけ上がりです。
でも、ノーマルの平和な、どんな渋滞も気にしないエンジンも大好きです。 家族を乗せるならノーマルでしょうね。さびしいでしょうけど。

(^ _ ^ ;

投稿: 山五郎 | 2007年11月29日 (木) 18時05分

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